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中性脂肪やコレステロールなど、体内には４つの脂質がある |
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「中性脂肪値が高い」、「肥満には要注意」といわれた方。
太っているという自覚のない隠れ肥満の方。
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中性脂肪やコレステロールなど、体内には４つの脂質がある
中性脂肪という言葉を聞いたことがあり、「肥満の原因？」ということは薄々
知っていても、実際にそれが何であり、どんな働きをしているのか、ほとんどの
人が説明できないのではないでしょうか。
脂肪の仲間のことを、脂質と総称しています。私たちの体内には、
中性脂肪（トリグリセライドまたはトリグリセリドともいう）のほか、コレステロール、
リン脂質、遊離脂肪酸という、４種類の脂質があります。
コレステロールは、よく知られている脂質で、健康に害のある物質のように
思われがちですが、実は大切な役割をもつ脂質です。このコレステロールと
リン脂質は、たんぱく質といっしょになって、細胞の膜をつくる材料になります。
コレステロールには、このほか、胆汁酸や副腎皮質ホルモン、性ホルモンの材料に
なるなど、さまざまな役割をもっているのです。この脂質が不足すると、人としての
生存が不可能になります。
遊離脂肪酸は、中性脂肪がリパーゼという酵素によって分解されたときにできる
脂質で、エネルギー源としての役割を果たしています。
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