糖尿病になると血液中の中性脂肪が増加する

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糖尿病になると血液中の中性脂肪が増加する


 糖尿病は、血液中のブドウ糖の値(血糖値)を低下させるホルモンである

インスリンの分泌量の不足や効きめの低下が原因で、血糖値が十分に下がらず、

高血糖状態になる病気です。


 糖尿病はほとんどの場合、自覚症状はありません。なんとなく体がだるいと

思っていたら、検査の結果、糖尿病がかなり進んでいたというケースもあります。


 糖尿病の症状には、のどの渇き、体重の減少、尿の量や回数の増加、気力・体力の

減退、手足のしびれなどがありますが、これらの自覚症状は、かなり進んだ状態に

ならないと現れません。


 インスリンには血糖値を低下させる働きのほか、リポたんぱくリパーゼの合成を

減少させる働きがあります。そのため、インスリンが不足すると血液中の中性脂肪が

増え、高中性脂肪血症を合併します。その結果、動脈硬化がますます進行します。



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