閉経以降、女性はコレステロール値が高く。・・・高脂血症を理解して健康的な生活へ！『高脂血症の豆知識』

閉経以降、女性はコレステロール値が高く
	日本人の生活が欧米化するにともない、コレステロールや中性脂肪が高い、いわゆる“高脂血症”と診断される人が急増しています。高脂血症というのは、食生活や運動療法で大きく改善されます。当サイトでは、今後の生活に役立てるよう基礎的な部分を示しております。
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更年期にはコレステロール値が高くなる？

　更年期には、ホルモンの分泌バランスが崩れ、いわゆる不快症状を伴う更年期障害が

現れたりコレステロール値や中性脂肪値が高くなる傾向があります。注意しましょう。

閉経以降、女性は男性よりコレステロール値が高くなる

　更年期では、多種多様な自覚症状のほかに、血液中のコレステロール値や

中性脂肪（トリグリセライド）値が高くなる傾向があり、高脂血症になる可能性が

高いので注意が必要です。

　男女の年齢別コレステロール値の変化は、閉経以前の女性は男性よりも

低いのですが、閉経以降５０代前後を境に逆に女性のほうが高くなっています。

　閉経後、なぜ高脂血症になるかはまだ十分に解明されていませんが、

女性ホルモンであるエストロゲンの減少に関係があると考えられています。

　エストロゲンはＬＤＬ“悪玉”コレステロールを低下させ、ＨＤＬ“善玉”コレステロールを

増加させて血管を守り、循環器系に作用して血液の流れを改善する働きがあることが

わかっているからです。

　更年期に、高脂血症と診断されたら、ホルモンの補充療法などを受けるとともに

血清脂質を下げる努力が必要になります。

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